布多天神つくる市


布と書いて「たづくり」・「てづくり」とも読まれていた事もあったとか。古くから「布」や「手づくり」にゆかりの深い土地で今年の2月からはじまった手づくり市です。布を使った作品はもちろんのこと音楽やパフォーマンス、ワークショップまでと多彩な表現が発信できる「つくる市」です。


お客さんは地元の方が中心。年齢層は様々で、常連のお客さんも多く、作家さんとの会話を楽しんでました。


手芸材料や素材の販売コーナーです。売上は東日本大震災の被災地へ義援金として寄付されます。



手作りハウスYUMI★CLUBさん。色鮮やかなハワイアン小物や洋服を販売していました。
生地や装飾用の小物は全てハワイで買い付けをして作っているそうです。府中アートマートや吉祥寺のアートマーケッツなどにも出展されているそうです。


「Siesta」さん。ファッション系の学校に通われていたそうで、センスが良くクオリティの高い作品が並んでいました。


竹細工「暁吹」さんは箸入れ笛という珍しい作品を販売。「暁吹」さんの奏でる「なだそうそう」等の音色が会場内に沁みていました。


リメイク布小物の「文袋屋」さん。古布などのリメイクバッグは久留米がすりや大島紬などの工芸品などが使われていました。


手作り革小物「ふるさわ革工芸」さん。松戸からの出展。「これ使っているわよ」と見せに来てくれるお客さんが励みです・・・と。


天然酵母パンとラスクのお店「SO LALA」さん。
イチジクのラスクは甘みと酸味が絶妙にマッチしていてとても美味しかったです。



「青空市場 808」さん。厳選されたおいしい有機野菜を販売していました。
地元の布田国領神社等にも出展されているそうです。

<感想> 調布駅から甲州街道に出ると、緑の「つくる市」の横断幕が見えてきました。出展数20展程度の小ぢんまりした会場でしたが、大島紬のリメイクバッグや木工のパスケース、フェルトの花のブローチなど、珍しくて普段の生活を豊かしてくれそうな小物がたくさんあり楽しくなりました。私は「青空市場 808」さんで旭市のさくらたまごを購入し、夕食で卵かけごはんにして食べました。久しぶりに美味しい生卵を食べ、贅沢な気持ちになりました。手づくり市とは心を豊かにしてくれる物との出会いの場な
のだと感じました。

DATA
毎月第一日曜日開催
開催時間:9時~16時
出店数:未定
交通:京王線「調布」駅より徒歩5分
中央道「調布」ICより車約3分
問:調布一樹会 布多天神つくる市
実行委員会
℡0422-33-0375 
http://tedukuriiti.web.fc2.com/

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