浜名湖アート・クラフトフェア


全国から325人ものつくり手の皆さんが出展する浜名湖アート・クラフトフェアは、2007年から開催がスタートし、今年で5回目を迎える大アート・クラフトイベントです。
多くのつくり手の皆さんが、「出展したいイベント」として支持するこのイベントの魅力を探るべく、編集部は昨年の開催時、二日目のイベントの様子を取材させて頂きました。

まずは受付で配布されている出展作家325人の全データと出展場所が掲載されているイベントのガイドブックを手に会場を歩きます。



家族連れや50代~60代ぐらいのご夫婦、お友達同士のグループまで幅広い層の来場者で会場内は大賑わいでした。

出展者の方は、関西、関東、中部地方の方を中心に全国から出展されていました。
来場者は県内の方が多いようでした。


昨年の出展者さんは陶芸79人、木工68人、ガラス35人、金属25人、楽器4人、染織25人、皮
革17人、その他72人という内訳でした。


食事のメニューは豊富で、休憩できるスペースが沢山あるため、小さなお子様連れでも
休憩しながら、安心して楽しむ事ができます。


皮革、ガラス、染織、木工、金属など素材ごとにワークショップ(体験教室)が用意されていて、盛況な様子でした。特にお子さんのチャレンジが多く、「ものづくりの楽しさ」を短時間ながらも、しっかりと感じているようでした。



つくり手の皆さんの励みになっている「浜名湖アート・クラフト大賞」


来場者の皆さんと審査員で選ぶ賞です。出展者は希望制でこの賞にエントリーすることが可能で、昨年は199作品がエントリー。開催1日目には、来場者に審査用紙が500枚配布され、その得票数と実行員会審査委員によって上位6作品が選出され表彰されました。

奨励賞のglass yuuさんの作品です。


大賞作品、ミニチュア家具工房のMKハウスさんの作品です。


「自分の一票が賞につながると思って、一生懸命エントリー作品を見て回った」という来場者の方のお話を伺ったり、受賞された方の「励みになります」という笑顔を拝見し、このイベントの懐の深さを感じました。

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