つくり手詳細

文袋屋

2147483647-02-00-4e163f540ed4f.jpg

■経歴・紹介
古い着物地や手拭いを生かして、袋物を作っています。
遠い日、縫い物をする母のそばにいる時間が好きでした。カタカタと音を立てる古い足踏みミシンで、当たり前のようにどんな布も捨てずに新しいものへ仕立て直していく母の思い出が、布好きになった理由かもしれません。
布の色合い、手触りに惹かれてキルトを作っていた時に我が家に集まったたくさんの布を、なんとか生かしてあげたいと思い、袋物作りを始めました。
袋物作りを続ける中で手拭いに出会いました。粋でかっこいい絵柄の手拭いを、家の中に飾るだけでなく、持ち歩くことができたらいいなあと思って、袋にすることを思い立ちました。そして、実家の屋根裏部屋にあった祖母の着物のような、打ち捨てられた着物たちも、もう一回晴れ舞台に立たせてあげたいとも思いました。
友人のお誘いを受けて都内の手づくりのイベントに参加するようになって、自分の作った袋を真ん中において、たくさんのかたと出会い、お言葉を交わし、笑顔になったり、切なくなったりして,豊かな時間を送らせていただいています。
自分の作った物が誰かの暮らしのお役に立っていることをとてもうれしく思っています。

カテゴリ: 布バッグ
よく出展する 
アートイベント:
【東京都】品川手づくり市 / アットホームさが好きです。
【東京都】谷中ぺけ市 / そこに集う出展の皆さんが個性的で、人物に興味を持てる人ばかりです。そんな方たちと過ごす時間が楽しい会場です。
公式サイト: http://ameblo.jp/bunbukuro/